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アルコール性肝障害

日本酒

長い期間お酒を飲み続けると、だんだん肝臓に中性脂肪が蓄積されます。
このせいで肝機能が低下することを、アルコール性肝障害、またはアルコール性肝疾患といいます。

アルコール性肝障害は、アルコールが原因で起こる肝臓の疾患、全てのことをいいます。
その中で、アルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変というように進行していきます。

また、肝性脳症や肺炎、急性腎不全、消化管出血などの合併症が起こりやすく、1カ月以内に死亡してしまうケースもあります。
お酒を飲むと、血液中にアルコールが入り込み、消化管で吸収され、門脈を通って、肝臓で代謝されます。

アルコールを大量に続けて飲んでいると、この代謝が追いつかなくなります。

また、代謝の際につくられる脂肪が肝臓に蓄積されます。
これによって、肝細胞が徐々に機能しなくなっていくのです。
アルコール性肝障害には、肝硬変になるまで自覚症状がありません

アルコール性肝障害の診断は、血液検査で行われます。
ALT(GPT)とAST(GOT)、γ-GTPの数値が上昇していると、お酒の量などの問診があり、それらを合わせて診断されます。
しかし、血液検査で見つからないこともよくあるそうなので、お酒をよくたくさん飲む人は、一度腹部超音波検査や肝生検を受けてみるのも良いかもしれません。
血液検査などで早期に発見できた場合にも、アルコール依存症である場合が多く、なかなか治療、禁酒は難しいようです。

男性が日本酒五合を、15年間毎日飲み続けると、約半数が肝硬変になるといわれています。
さらに肝硬変の患者の二割弱が、アルコール性肝障害が原因の肝硬変だそうです。

アルコール性肝障害になっても、まだ初期の場合、B型肝炎やC型肝炎に感染していなければ、特に問題ありません。
急性肝炎のような症状が出たとしても、お酒をやめると症状も肝機能も改善します。
飲む量を減らす程度では、あまり改善が見られないそうです。
しかし、肝硬変へと進行してしまうと、もう肝臓は元に戻りません

また、B型肝炎やC型肝炎に感染している場合は、肝硬変への進行がはやいため、肝がんになる可能性も高くなります。
こうならないためにも、肝臓が健康なうちから、お酒の量を調整するようにすることが大切です。

目安として海外では、純アルコールが一日30g未満が安全群、30~80gを対象群、80~160gを危険群、160g以上を高危険群と定められています。
しかし、日本人などの黄色人種はお酒に弱い遺伝子があるそうなので、これよりもさらに少ない値を目安にしたほうが良いかもしれません。

日本酒一合に含まれる純アルコールが28gなので、一日に日本酒一合が限度なのかもしれません。
さらに女性の目安は、この三分の二の量とされているので、注意してください。

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