γ-GTPが446から42に下がった

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検査日:平成25年12月3日

性別:男γ-GTPは正常値のまま55
尿酸は上がった。7.1
薬を飲んでいませんでした。
中性脂肪もダメ203
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医師からは肝硬変、透析の言葉が出た劇的に悪くなった肝臓は、γ-GTP42の平常値になりました。毎日の食事に気を使うことも大事ですが、 長く続けるにはサプリメントの力もバカにできません。

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肝臓の数値が高い原因

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肝臓の数値が高くなる原因はいくつかあります。特によく知られているのが、アルコールが原因となるものです。どんなにお酒に強い人でも、肝臓で処理できるアルコールの量は決まっています。

その量を超えるアルコールを摂取し続けると、アルコールから発生する有害物質のせいで肝細胞が硬く線維化してしまいます。

肝臓がどのくらい線維化しているかは、血小板数、ICG(インドシアニングリーン)の数値で知ることができます。他の項目でも、肝臓の機能が低下していることがわかります。

アルコールが原因で肝臓の数値が悪くなった場合、基本的に断酒するしか方法がありません。

また、アルコールでの肝機能低下を防ぐためには、 お酒の量やおつまみで工夫することができます。

40歳以上は要注意

40歳以上の方は、健康診断や人間ドックで、メタボリックシンドロームの検査もされると思います。その際、肝臓の数値のうちALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTPの三つの項目も判断基準にされます。

カロリーの高い食事や運動不足などが続くと、使うエネルギーよりも摂取するエネルギーが上回ってしまいます。

そうなると肝臓に脂肪が溜まってしまい、肝細胞の働きを阻害してしまうのです。

そのため、肝細胞の破壊の程度がわかるALT(GPT)とAST(GOT)、肝細胞の障害や胆汁の流れ具合がわかるγ-GTPが、メタボリックシンドロームの基準となっているのです。

基準にはなっていませんが、総コレステロールやCh-e(コリンエステラーゼ)も判断材料となります。これらは、肝細胞が正常にたんぱく質を合成できているかを調べる項目で、数値が高いと、肝臓に脂肪が溜まっている可能性があります。

また、肝細胞が正常にたんぱく質を合成できていないと、血液が固まりにくくなるという症状があります。PT(プロトピン)は、血液が固まるまでの時間を測定するもので、肝細胞に何か異常があると、この時間も長くなってしまいます。

このような肥満が原因で肝臓の数値が悪くなった場合、まずは生活習慣を改善することから始まります。

とっても怖い肝臓の病気

最近はあまり聞きませんが、アジアやアフリカなどを旅行すると肝炎に感染する可能性があります。
肝炎にもたくさんの種類がありますが、どれも血液検査ではっきりとわかります

A/G比

A/G比では肝細胞に障害があるかどうかがわかり、肝機能が低下するのと比例し、数値も下がっていきます。

LDHや総ビルビリン

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LDHや総ビルビリンも肝細胞の障害の度合いがわかり、これは破壊が進むにつれ、数値は上昇していきます。肝細胞が破壊されると、正常に胆汁がつくられたり、流れたりしなくなります。それらは、ALP、γ-GTPで判断することができます。

肝炎や感染症を決定づけるのはZTT(クンケル混濁試験)、TTT(チモール混濁試験)、γグロブリンの三つです。これらは、肝炎や感染症が原因での肝臓の線維化の程度を示す項目です。

また、B型肝炎についてはHBs抗原と抗体、HBe抗原と抗体ではっきりと感染しているかがわかります。

C型肝炎

C型肝炎についても、C型肝炎ウイルス抗体で、感染者かがわかります。肝炎が原因で肝臓の数値が悪くなった場合、悪化させないためにも、人に感染させないためにも、すぐに専門医の診療を受けることが大切です。

肝臓の検査の数値から、肝臓が悪くなった原因がわかります。
原因をはっきりさせることで、食事や生活習慣などの改善方法がわかるので、自分で対処することができます。