脂肪肝改善には、バランスの取れた食生活と運動が一番。特に肝臓をいたわる食品は積極的に摂取したいものです。
そこで今回は、脂肪肝改善にオススメの食品と、摂取すべき栄養素をまとめました。
脱脂肪肝のために摂取すべき栄養と食品まとめ
肝臓をいたわる食品は、スーパーなどで手軽に手に入るものも多くあります。もしかしたらあなたも日頃から何気なく摂取していることでしょう。
自分ではあまり料理しないという人も、これらを使ったインスタント食品やお惣菜なども売られていますから、優先的に選んでみましょう。
- ごま(ゴマグリン)
- ウコン(クルクミン)
- しじみ(オルニチン)
- オリーブオイル(スクワレン)
- さば、高野豆腐(リジン)
- 大豆製品(大豆サポニン)
- いか、たこ、貝類(タウリン)
- 豚肉、レバー(ビタミンB類)
また、肝臓の働きをよくするにはタンパク質が必要不可欠。
そのためには牛ヒレ肉や豚モモ肉、鶏むね肉、鶏ささみ肉などの赤身の多い肉や、サケ、マグロ赤身、カツオなどの魚類、納豆や卵といったものがオススメです。
いずれも気を付けたいのが、調理方法です。揚げ物などこってりした料理にしてしまうと、せっかくこれらの食品を優先的に摂取しても肝臓に負担をかけてしまい意味がありません。
味付けなどを工夫し、自分がおいしく食べられるレシピを見つけておきましょう。
簡単に肝臓に良い食品を摂取するには?
上記食品の中で、価格も手ごろで日頃から摂取しやすいのは、ごまや大豆製品(納豆、豆腐)、鶏むね肉など。
鶏むね肉は皮と脂を取り除かないと余分な資質を摂取してしまいますので注意。納豆は嫌いでなければ、ぜひ1日1パック目安で食べるのもいいですね。
また、さばのオリーブオイル漬け、なんていうものを作っておくと、リジンとスクワランという栄養素をいっしょにとることもできます。
さらに、脂肪肝に特に効果的だと言われているのがタウリンのため、貝類は優先的に摂取したいもの。
しかしいちから調理するのは大変なので、しじみのインスタント食品などを利用するのも手です。
まだまだある脱脂肪肝にオススメの食品
最近の研究では、コーヒーが肝臓への脂肪沈着を防ぐというデータが公開されています。
しかし飲みすぎたり、砂糖やミルクを入れすぎたりしては逆効果の可能性も。多くても1日2~3杯程度にしておくのがいいでしょう。
また、昆布やわかめなどの海藻類もビタミン、ミネラル、食物繊維を含み、かつヘルシーなのでオススメです。
わかめは乾燥したものが売られていますから、スープやサラダなどに積極的に使ってみるといいでしょう。
他にもほうれん草などの緑黄色野菜(特に色の濃い野菜)はビタミンも豊富なので、ぜひどんどんとりいれていきましょう。
上記を見ると、健康のために欠かせない栄養素を多く含んだ食品は、以外にも身近にたくさんあることがわかるはず。
いちいち覚えられない!という人は、さまざまな食品をバランスよくとることを心がけるように意識してみてくださいね。