肝臓と食事

から揚げとビールの組み合わせ、続けるとどうなる?

ビールと唐揚げ

ビールのつまみとして最強!?といっても過言ではない「から揚げ」は、多くの人の大好物!

しかしビールとから揚げの組み合わせを続けていると、健康に影響が出る可能性も……!? そこで今回は、脂肪肝とビールとから揚げの関係性に迫ってみました!

ビールとから揚げで脂肪肝に!?

年に一度ある会社の健康診断で、肝臓の数値やγGTPの数値を指摘されたという方も多いはず。

内臓が肥満気味にある状態、いわゆる脂肪肝は日々の食生活や生活習慣が強く影響しています。特に食生活が重要でアルコールや脂っこいもの、甘いものが天敵とされています。

毎日晩酌をしている人にとっては、これはかなりイタイもの。仕事が終わって、一日の疲れをいやす唯一の楽しみがビールとから揚げ、というような場合は、それすらも奪ってしまうことに。しかしそのままの習慣を続けていると、健康に被害をもたらすのも時間の問題です。

自分のため、家族のためにも少しずつ正しい食生活を心がけていきましょう。

年に一度の健康診断を目安に脱脂肪肝!

大事なのは、唐揚げもビールも100パーセントすぐにやめるわけではなく、週に一度にしてみたり、量を減らしてみたりすればいいのです。

お酒を止めるとγGTPの数値は数カ月で正常値に戻りますが、脂肪肝に関する数値は、なかなか変化しません。

通常のダイエットでは、無理に食事制限をして体重は急激に落ちたとしても、それでは体がもたないので結局リバウンドをしてしまいます。

ビールと唐揚げがなくても体はもちますから、限りなく摂取量をゼロにできれば望ましいのですが、無理のかかるやり方ではストレスがかかってしまうので、やはり体的にはNGなのです。

目安としては、年に一度の健康診断の数値が、前年よりも良くなっているようにすること。

職場で半年に一度おこなっているのであれば、なお良しです。それくらい長期戦でゆっくりとじっくりと、自分の体と向き合っていきましょう。

簡単便利なおつまみレパートリーを増やそう

運動を程よく取り入れ、ビールをノンアルコールにかえ、唐揚げを枝豆や貝のお刺身に……というやり方は、口で言うのは簡単ですがなかなか実行するのは大変です。

なぜなら唐揚げはお惣菜や冷凍食品など、今やコンビニやスーパーで取り扱っていないところはないほどメジャーな食品。

家庭で一から作るとなると大変ですが、これだけ簡単に食べられる環境がそろっていると、どうしてもそれに頼りがちになってしまうのです。

おつまみのために奥様の手を煩わせたくない、という旦那様も多いことでしょう。それならば他に便利なおつまみレパートリーを増やしてみるのがオススメ。

健康のためならと協力してくれる奥様も多いでしょうから、手の込んだヘルシーおつまみと、簡単便利なおつまみを豊富に増やして、脱唐揚げを目指しましょう。もちろん、ノンアルコールも上手に使って休肝日を増やしていくのも忘れずに。

協力者とともに少しずつ脱脂肪肝に取り組んで、一年後の数値が下がっていればさらにやる気も出てくるはず。

ぜひあなたも頑張って、ビールと唐揚げを減らす生活を始めてみましょう!

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