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TT型肝炎・EBウイルス

キスで感染

・TT型肝炎

TT型肝炎は、1997年に日本人科学者によって発見されました。
輸血後に原因不明の肝炎になった患者の血清から発見され、その患者のイニシャルにちなんでTT型肝炎ウイルスと名づけました。
その後約二年で、TT型肝炎ウイルスは全容が解明されました。

しかし、TT型肝炎ウイルスから肝疾患の発症への繋がりはまだわかっていないため、今後の研究が期待されています。
TT型肝炎ウイルス感染者の、九人に一人の割合でTT型肝炎を発症するとされています。

感染経路は、感染者の血液を介しての感染、経口感染があり、劇症肝炎になりやすい肝炎です。
A、B、C、D、E、G型肝炎のどれにも当てはまらない劇症肝炎のうち、およそ半数がTT型肝炎ウイルスが原因といわれているほどです。

また、急性肝炎がおさまっても、慢性肝炎へと移行しやすいともいわれています。
C型肝炎の約一割はTT型肝炎ウイルスと同時感染しているため、治療にはC型肝炎の治療薬、インターフェロンが使われることがほとんどです。

・EBウイルス

EBウイルスは、エプスタインとバールの二人が発見したウイルスなので、エプスタイン・バール・ウイルス、略してEBウイルスと呼ばれています。

EBウイルスは、肝炎ウイルスの一種で、主に唾液から感染します。
キスでも感染するためKissingDisease、キス病という名前でも知られています。
他にも、飲料のまわし飲みなどで感染することが多いです。
高校生の間で流行することがあるのは、この感染経路のためです。

EBウイルスは幼児期に感染することが多く、ほとんどは症状が出ないまま治ります。
しかし、成人した後にEBウイルスに初めて感染した場合は、潜伏期間の後、高熱が出たり、頭痛やリンパ節の腫れなどの症状が出る、伝染性単核球症という病気になる可能性があります。
この場合の高熱は、他のウイルス感染症より長く、一週間程度続くこともあります。
その後、肝炎になる場合もあり、黄疸が出たり、ALT(GPT)とAST(GOT)の数値が上がります。

しかし、このような場合はまれで、安静を保っていれば、通常六週間程度で治癒します。
肝障害も軽いもので済むことがほとんどです。
まれに、免疫が低下した際に潜伏していたEBウイルスが活性化して、バーキットリンパ腫や上咽頭がんを引き起こすこともあります。
最近では、伝染性単核球症の症状が何ヶ月も続き、危険な状態になる例があるとの報告がされました。
この場合は慢性活動性EBウイルス感染症という、違う病気として分類されています。

しかし日本人の九割以上は、もともとEBウイルスの抗体を持っています。
ですので、あまり神経質になる必要はないといえます。

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