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C型肝炎の治療、その最前線

C型肝炎2

激しい倦怠感、いずれ肝硬変や肝がんに移行するだろうという苦悩に苛まれ、日々を過ごさなければならないC型肝炎。

体を巡る血液にウィルスを保持して発症しているというだけで自分が社会的に受け入れられないような気持ちになってしまうもの。

こんな病気、1日も早く治したい!もちろんです!そしてそれは十分現実的なことです!

C型肝炎の治療の変遷

C型肝炎は発見当初は根治に向けた治療法のない対処療法のみの病気でした。日本で発症が多く確認され始めてから数年後の1990年代、アメリカからインターフェロンによる治療がもたらされ、大変注目されました。

しかしアメリカで目覚ましい成果を上げたこの治療は、日本では思ったほどの結果をもたらしませんでした。C型肝炎にもウィルスにいくつかの「型」が存在したのです。

インターフェロン治療は副作用もかなりのもです。投与初期の激しい筋肉痛と高熱。悪心、嘔吐、食欲不振、それらによる体重減少や脱毛、体全体の抵抗力の低下、中には肺の線維化や錯乱など、かなり心配な症状も含まれていました。

そのインターフェロンもいくつかの種類が表れ、1種類目でダメでも次の種類、或いは、通常よりも長く投与を続ける、何回かに分けて持続的に投与するなどさまざまな方法が模索され、医師と患者とが時間をかけて、患者それぞれのC型肝炎と向き合っていった結果、かなりの治癒が見込めるようになってきました。そして昨年、驚くほど画期的な治療法がもたらされたのです。

C型肝炎に朗報!飲んで直せる治療薬が登場!

C型肝炎を治療する新たな選択肢が登場しました。昨年から保険適用で使用することが可能となった経口摂取薬、つまり飲み薬による治療がスタートしています。

この治療法は今まで、インターフェロンによる治療に失敗した人や、高齢によりインターフェロン治療を断念された方、また肝硬変に進んでしまった方にも適用されています。

経口摂取薬による治療の利点は沢山あります。まず、手軽であること。従来の注射によるインターフェロン投与は、病院へ通院する必要がありましたが、飲み薬ならば、一定期間量処方してもらい自宅できちんと服用すればいいわけです。更に、副作用が少ないのも大きな利点です。

そして嬉しいことに、その効果も9割を超す患者にウィルスの消失というデータが出ているのです。つまり、手軽に治療でき、副作用も少なく、よく効く。C型肝炎は治りにくい病気から、薬で治せる病気へと変わりつつあるのです。

医学の進歩による、人類のC型肝炎克服

新薬は続々と開発され、認可、保険適用されつつあります。この飲み薬による治療の特徴は、複数の経口摂取薬を同時に投与することです。

2剤あるいは3剤並行で、というものが多く、概ね12週間を目処に内副していきます。新薬の登場によって治療の幅が広がり、患者にとっての選択肢はぐっと増えることになるでしょう。

但し、どの段階でどのような治療方法を取るかは、やはり専門医との入念な話し合いが必要です。今まで、様々な理由で肝炎治療を諦めてきた方は、もう一度専門医と治療について模索する余地が生まれたと考えて良いと思います。

非AB型肝炎と呼ばれた時代から30年。とうとう、この厄介な肝疾患を人類が克服しつつあります。C型肝炎の克服により、C型肝炎を発端に起こっていた肝硬変や肝臓がんも結果的に減ることになります。医学の進歩の素晴らしさを改めて感じる出来事です。

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