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子どもに発症する肝臓病

小児科病棟

肝臓病と聞くと、肥満やアルコールと関係のある病気に思ってしまいますが、新生児や子どもがかかる肝臓病もいくつかあります。

子どもの肝臓病は大人の肝臓病よりも重症化しやすい傾向にあるので、先天性でも後天性でも細心の注意が必要です。素早く原因を突き止め、適切な治療が大切になります。

新生児の黄疸

新生児は生まれて三日後くらいから、新生児黄疸と呼ばれる黄疸があらわれます。これは肝臓の異常とは関係のないもので、通常十日ほどで自然に消えていくので心配ありません。
しかし、この黄疸が長引くようだと新生児肝炎の疑いがあるので、病院で適切な処置をしてもらいましょう。

新生児の肝炎

新生児でも、B型肝炎やC型肝炎、サイトメガロ、ヘルペス、風疹など、いろいろなウイルスに感染して、肝炎を発症します。
また、薬剤性肝障害や代謝障害性肝障害になることもあります。

しかし新生児の場合、これらの要因がなくても肝炎を発症する場合があります。
原因があまりはっきりとわからない新生児肝炎です。

新生児肝炎は黄疸や肝機能に何らかの障害が出ますが、生後四ヶ月ころまでには黄疸などの症状もが消え、肝機能も正常に戻ることがほとんどです。 自然に治ることが多いので特に問題ありませんが、多くの先天性の疾患は重症化することがあるので気をつけましょう。

先天性胆道閉鎖症

その名の通り、肝臓から十二指腸の間にある胆道、胆汁の通り道がふさがれてしまう病気で、一万人に一人の発症率です。その中でも、女児の発症率は男児の約二倍となっています。

胆管が発育不全で肝臓の内外にある胆汁が蓄積されていくことが原因で、白っぽい便が出たり、黄褐色の尿が出るという症状はありますが、まだ乳児の段階では判別が難しいといわれています。

現在では母子手帳に便色カードが付いているので、それと比較して早期発見できる傾向にあります。
早期に発見できると胆汁を腸の中に出す手術をして治療することが可能で、特に生後60日以内の手術が望まれます。
なぜなら、発見が遅れて生後60日を過ぎてしまうと肝臓は線維化してしまい、どんどん悪化して行き、一歳までには肝硬変へと進行してしまうからです。

また一度治療しても、再発する可能性がとても高く、胆管炎や食道静脈瘤などの合併症も起こしやすいため、20年の生存率が約二割とも言われています。
ですので、ほとんどの場合は肝移植を受けることとなります。

先天性胆道拡張症

新生児の肝臓病として、先天性胆道拡張症というものもあります。
これは生まれつき胆道が広がっている病気で、女児に多く見られる病気です。

腹痛、黄疸、腹部腫瘍が主な自覚症状で早期発見した場合は、外科手術で治療することができます。
しかし発見が遅れ15歳を過ぎてしまうと、胆道がんや胆のうがん、肝硬変になる可能性がとても高くなり危険です。

新生児は、どんな病気にかかってしまうかわかりません。
小さな変化を見逃さず、すぐに検査してみること、このような病気があると知っておくことが重要です。

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