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肝臓の腫瘍(がん以外のもの)

病気細胞

肝臓には、がん以外にも様々な腫瘍ができます。
その中で、まずは肝硬変でできる結節が原因でできる腫瘍を、二種類説明します。

一つ目は、腺腫様過形成というものです。
これは、将来肝がんへと進行する可能性のある、危険な腫瘍です。
線腫様過形成は、慢性肝炎や肝硬変の合併症として起こります。
他の腫瘍と比べて大きく、直径1cm以上あることがほとんどです。

もう一つは、異型腺腫様過形成というものです。
線腫様過形成と肝臓に、悪性細胞のようなものができてしまう病気です。
この細胞には脂肪が蓄積しているので、超音波検査で診断することができます。

異型腺腫様過形成の腫瘍も通常より大きく、直径1cmほどあります。
腺腫様過形成、異型腺腫様過形成共に、診断では肝がんとの鑑別が必要になります。
腫瘍が小さいうちは鑑別が難しく、直径が1.5cmを超えると、早期の肝がんと診断されるようです。
腫瘍が3cmほどになると、切除することがほとんどです。
肝臓には肝硬変と関係がなく、それほど危険性のない腫瘍もできます。

ここでは代表的な四種類を説明します。
まず一つ目は、肝細胞腺腫というもので、経口避妊薬の服用者に多くみられます。
正常な肝細胞が集まってできた良性の腫瘍なので、特に問題はありません。
ただ腫瘍が大きくなると、熱が出たり、体重が減少することがあるので、非ステロイド抗炎症薬を投与して、腫瘍を消失させます。

また、発見が遅れて腫瘍がかなり大きくなり、破裂する可能性がある場合は、手術で切除するようです。

次に、限局性結節性過形成です。
これは、肝硬変のない肝臓の、表面に近いところにできる腫瘍です。
20代から40代の女性に多く見られ、特に自覚症状はありません。
他の疾患でCTやMRTを撮影した際に、偶然見つかることが多いようです。

三つ目は、結節性再生性過形成です。
肝臓全体に、数ミリの小さな結節ができるものです。
結節ができるので肝硬変のようですが、線維化しないので問題ありません。
しかし、詳しい原因や症状などは、まだわかっていないようです。

最後は、限局性脂肪化というものです。
肥満の人やステロイドを服用中の女性に多く見られる疾患で、肝臓の一部だけが脂肪肝になっている状態です。
肝臓の一部に血流の異常が発生すると、腫瘍ができると考えられています。
エコー検査をすると腫瘍がはっきりと見えますが、そのときの状態によって画像が違って見えるそうです。
このことから、カメレオン・サインとも呼ばれています。
限局性脂肪化は、肝硬変へと進行する可能性がゼロではないので、早期発見が大切といえます。

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