脂肪肝を改善に導く30の知識

胆のうのことも忘れないで!

悪玉

肝臓で作られた胆汁を預かる胆のうは、あまり知られていない地味な臓器ですが、肝臓とセットで考えるべき大切な臓器です。また、胆汁は、脂肪の消化を助ける役割を担っていますから、胆のうの働きは脂肪肝改善においては忘れてはいけないことなのです。

では、どうすれば胆のうの機能を低下させないか。それはLDLコレステロール、つまり悪玉コレステロールを取り過ぎないようにすることなのです。

本来、人間の体は、食品からの悪玉コレステロールの影響を大きく受けないように出来ていたのですが、食生活の変化とともに、その想定を上回る高コレステロール食品が食べられるようになり、肝臓の機能にも、胆のうの機能にも支障をきたす傾向にあります。

コレステロールが結晶化してしまう胆石などは、場合によっては胆のうを切除してしまう場合もあります。

それは円滑な脂肪消化には困りものです。
肝臓の脂肪が問題である脂肪肝の場合、肝臓の機能も胆のうの機能も、その改善に深く関係していますから、コレステロールの摂取には注意が必要です。

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