脂肪肝改善にはさまざまな方法がありますが、どれもなかなか続かないという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、家で短時間でできてかつ効果的な、スクワット健康法をご紹介します。
スクワットがもたらす健康効果
スクワットはウエートトレーニングの基本でもあり、主に下肢の筋肉を鍛えます。
テレビを観ながら、キッチンで洗い物をしながら、バス停でバスを待ちながらなどなど、何かをしながらできるのがうれしいポイント。
健康のために何かをしようとするとそれのためだけに時間をさかなければならないことがほとんどなので、それが理由で長続きしない人にはスクワットが最適なのです。
スクワットで鍛えられる筋肉は、太ももなどの大きな筋肉。これらを鍛えると代謝が活発となって脂肪が燃えやすくなり、ダイエット効果につながります。
さらに下肢を鍛えることは東洋医学で、肝臓を元気にする働きもあると考えられているのです。
スクワットは数よりも質を大事に
スクワットは間違ったやり方をしても良い効果が得られません。やり方はいくつかありますが、今回は最も一般的で初心者でもやりやすい方法を。
ぜひ今すぐに実践してみましょう!
- ひざとつま先を同じ向きにして肩幅ほどに開き、背筋を伸ばして立つ。
- 正面を向きながら息を吸いつつ、ひざが90度になるようにしゃがむ。背筋はのばしたままで、ひざはつま先より前に出ないように注意。
- ゆっくり息を吐きながら、元の態勢に戻る。
2の態勢がつらいようなら、曲げる角度をややおさえめにしてチャレンジしましょう。
10回以上できるようになってきたら、徐々に90度を目指してみてください。
これを1日に3回程度わけてやれば、運動不足の人なら翌日にはすぐに筋肉痛の症状が出てしまうことも。
しかし次第に慣れていきますから、少しずつ無理なく続けていきましょう。
筋肉がついてきたら難易度をあげよう
スクワットはやり方がたくさんあり、上級者向けのものの方が高い効果が得られます。
しかし日頃から運動不足の人がいきなりこれをやると身体への負担が大きく、ケガをしたり体調不良を起こしたりする可能性も。
できるだけ早く健康体になりたいという気持ちもあるでしょうが、あせらずにゆっくりとじっくり続けていくことが大事です。
身体が基本的なスクワットに耐えられるようになれば、自身にもゆとりができてくるはず。
そうなったら難易度をあげて、もっと筋肉を増やしていきましょう。
誰でも手軽にできる体操ともいえるスクワット。
なかなか一人では続けられないという人は、家族と一緒に、同僚と一緒にチャレンジするなどしてみてくださいね。