脂肪肝を改善に導く30の知識

ダイエット中のお酒とおやつの楽しみ方

ドライフルーツ

脂肪肝になると食生活の改善が必要になりますが、楽しみでもあるお酒や間食をやめるのはなかなか大変なもの。

そこで今回は、ダイエットをしながらこれらを程よく楽しむにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

食事は2回でいい!? 間食の本当の意味

昔は食事というと、朝夕の2回だけでした。しかし体力仕事などをする人はそれでは体力的に持たないために、昼(昼食)や夜(夜食)に食事をとっていたのです。

実はこれが本来の間食の意味です。

しかし現代では食事は基本的に3食。成長期などの子は間食が推奨されますが、それ以外では本来、必要ではないのです。

職場などでは10時や15時頃に休憩時間が用意されていますが、お茶などを飲んで皆で談笑し、リラックスできればそれで十分なのです。

とはいっても、お茶があるなら食べ物も欲しい、なにもなければ口さみしい、と感じてしまうのが、現代人ならではの悩み。

それだけ魅力的な食べ物も多い今の時代では、食の楽しみを奪うこと自体つらいことかもしれませんね。

ストレスをためずに楽しくダイエットを

ダイエットをすると食事制限から、どうしてもストレスがたまりがち。

そのイライラが日常生活に影響を与えるくらいなら、ストレスをためずに楽しくダイエットができるように心がけましょう。

いきなり食事量を減らしたり、食べたいものをすべてダメにしてしまったりするとつらいですから、少しずつを常に意識してみてください。

例えばビールを一日3缶飲むことを習慣にしている人なら、間の1缶をノンアルコールに切り替えてみましょう。

クッキーをおやつに食べるのが好きな人なら、おからクッキーなどヘルシーなものに変えて、合わせてお茶などの水分も多めに飲んで満腹感を出し、少しずつ枚数を減らしていきます。

こうやってダイエット中でも飲んでいい、食べていいというルールを作れば、無理なく量を減らしていくことができます。

少しずつダイエットをすれば胃も肝臓も慣れてきますから、リバウンドも少ないのです。

ライフスタイルにあった食事量を

ダイエットでは脂っこいもの、糖分の多いものをどれだけ減らせるかがカギとなります。これは脂肪肝を予防するためにも大事なことです。

特に仕事がデスクワークで、移動も車や公共交通機関という人だと、肉体労働をしている人と比べれば一日に必要なカロリーは大幅に変わってきます。

また、体質上太りやすい人もいれば痩せやすい人もいるので、友人や同僚と自分を比較しすぎないようにすることも大事。

今の食事量が自分にあっているかどうかを確認しながら、周りに影響されずに自分にあったペースで楽しくダイエットをしてみましょう。

ダイエットはさまざまな生活習慣病を防ぐためにも大事なことです。

自分のためにはもちろんのこと、家族のためにも少しずつ無理なく減量をしてみましょう。

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