脂肪肝のあれこれ

こんなに怖い脂肪肝!

脂肪肝について考える

『脂肪肝って言っても、単に肝臓に脂肪がついただけでしょ?そんな大騒ぎするような問題じゃないでしょ!』と言っている方は、要注意です。

脂肪肝はたいへんなことなのです。

世の中には、たかが、されど、という言い方がありますが、脂肪肝の場合には、たかが脂肪肝! という言い方を、絶対にしてはいけない程に怖いものなのです。

脂肪肝は放置しておくと、肝炎→肝硬変→肝臓癌へと移行しやすくなるのです。

この事実も大きな問題ですが、それ以外にも脂肪肝による肝臓の機能低下は体の色々なところに不調を起こしやすくさせ、その上にとてつもない倦怠感に襲われることになります。

よく、肝炎にかかっている方が、外では何とか普通を装うけれど、帰宅したと同時にぐったりと動く気がなくなり、何も出来ずにいるという風になってしまうことがあるのです。

肝炎や肝硬変、そして、肝臓癌という大きな病気もこわいですが、それ以前に日々の人生が倦怠感によって色あせてしまうというのはとても残念ですよね。

脂肪肝というのは、そういう残念な人生と重い病気が始まるかもしれないお知らせ、でもあるのです。

最初は全く自覚症状がない脂肪肝も放置しておくと、どんどん症状が出てきます。けれど、沈黙の臓器肝臓は症状が出てからでは遅いのです。
だからこそ、脂肪肝は放置してはいけない病なのです。

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