脂肪肝にならない為にはどういうことが必要かというと、まず、自分の肝臓が弱いか、強いかということを判断することが大切になってきます。
それを測ることが出来るのが、お酒に強いか弱いかという点です。
勿論、これはアルコールの分解酵素が関係してくる話なのですが、分解酵素が多い人はやはり肝臓が活発、つまり、機能が高いと考えられます。
若い頃にはお酒が強くても、年齢を重ねるにつれ、どんどんお酒が弱くなり、場合によっては全く飲めなくなってしまったという方もいると思いますが、それは明らかに肝臓の劣化で、脂肪肝になっているか、また、脂肪肝になりやすい肝臓であると判断すべきです。
自分の肝臓が強いか、弱いか、まずそれを判断して、弱い肝臓であるならば、肝臓を労わる食事や生活を心がけ、脂肪肝にならないようにしなければなりません。
また、肝臓が強いと思っている場合には、アルコールの摂取が多いという側面も持ち合わせていると思います。
アルコールの摂取が多い、つまりそれは、強い肝臓を持っているけれど、肝臓を酷使する機会が多く、実は弱い肝臓を持つ人よりも、肝臓が傷むのが早いと考えるべきなのです。
脂肪肝にならない為には、自分の肝臓のことを良く知り、それに合わせた生活が必要になってきます。誰だって脂肪肝にはなりたくないですから、気を付けて生活したいものですね。