脂肪肝を予防する具体的な食生活は、基本的には健康的なダイエットと似ていると言っていいと思います。
勿論、ダイエットは余分な体重を減らすという作業なので、脂肪肝でない適正体重の人が、さらに体重を落とす必要はありませんが、それでも、健康的なダイエットのルールを守った食生活というのは、肝臓の負担を減らし、脂肪肝になりにくくなると考えて良いと思います。
また、最近脂肪との因果関係が叫ばれている、血糖値ですが、それも脂肪肝にならないようにするには着目する点だと言えます。
急に血糖値を上げない食生活が、体内の脂肪を増やすことを防ぎ、それは同時に、脂肪肝の防止にもなると言えます。急に血糖値を上げない方法は、食物繊維を摂取し、その他の栄養の吸収を遅くしていくということが大切になります。
食物繊維というと、ドラッグストアで何か液体や、粉を買ってきて飲まなければいけないような気にもなりますが、手軽かつ、簡単なところでは、野菜を食べればいいということです。
野菜を食べてから、汁物を食べて、おかずを食べ、最後に炭水化物を食べれば、急な血糖値の上昇を防ぐことが出来、脂肪の増加も防ぐことが出来ます。
古典的な料理では、その形で食事をするように出来ていますから、本来食事とはそのような形でするのが正解なのかもしれませんね。