そんなに食べ過ぎてもいないし、通勤でそれなりに歩いてもいるし、野菜も食べているし、そんなにお酒も飲まないのに、どうして自分は脂肪肝なのだろう?という疑問を抱えている方も多いかもしれません。
どんな生活が脂肪肝になるかを考えていくと、その原因は実に様々です。
当然、食事の問題もあります。バランスの悪い食生活も当然いけませんし、もともと肝臓が弱い体質なのに、夕食にはごはんとビールと脂たっぷりの揚げ物やラーメンを毎日のように、というのも脂肪肝への道です。揚げ物の処理とアルコールの処理の両方を肝臓は担っているのです。
また、通勤時に歩いているつもりでも、それ以外は全く動かず、ランチタイムには高カロリーなものを食べていては、カロリーオーバーになってしまっている可能性もあります。
場合によっては、筋肉量が少なく、そのせいで体温が低くなりがちで、肝臓の血流が悪いという場合もあります。肝臓の血流が悪いと、機能低下が起こり、脂肪肝になりやすくなります。
また、ストレスが肝機能の低下を招いている場合もあります。そのような場合にはストレスケアが脂肪肝の予防、改善にもつながってきます。
このように、脂肪肝になる生活というのは色々ありますので、それぞれが思い当たる部分を考慮して生活していくことが必要となってきます。