みなさんは、お腹周りのお肉が気になっていませんか?
もしかしたら、そのお肉は生活習慣病を引き起こすこともある内臓脂肪かもしれません。内臓脂肪を減らすために、内臓脂肪と密接な関係がある脂肪肝を見直してみましょう。
内臓脂肪
今では当たり前のように使われている言葉「メタボリックシンドローム」通称メタボ。かつては太鼓腹、最近ではぽっこりお腹などと言われることもありますね。
メタボ、太鼓腹、ぽっこりお腹など、どれもなんだか可愛らしいイメージさえありますが、お腹周りのお肉の正体は、怖い内臓脂肪です。
その内臓脂肪の一部となっているのが、肝臓の中の脂肪、そう「脂肪肝」です。
実は、内臓脂肪の増加と脂肪肝は同時進行で起こっています。
内臓脂肪と皮下脂肪
人間の脂肪には、内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。お腹の内臓周りにあるのが内臓脂肪で、皮下脂肪は文字通り皮膚のすぐ下にある脂肪です。
ホルモンや筋肉量の違いから、内臓脂肪は男性につきやすい傾向があると言われていますが、閉経後の女性も内臓脂肪がつきやすくなると言われています。
お腹のお肉が気になる方は、一度お腹のお肉をつまんでみましょう。
お腹がぽっこりとしているわりに、お腹のお肉がつまみにくい場合は、内臓脂肪が蓄えられているのかもしれません。
内臓脂肪はどうして怖いの?
内臓脂肪は、生活習慣の影響を受けやすく、体に悪影響を及ぼす有害な成分を発生させていると考えられており、糖尿病や高脂血症、高血圧症などの生活習慣病を引き起こす原因となっていることが分かっています。
つまり、内臓脂肪が少なければ少ないほど、生活習慣病のリスクが減ると言うことです。
病気になりやすくなる有害成分を肝臓の中の脂肪が発生させているとしたら、怖いことですよね。そのために、脂肪肝は危険だと言うことが叫ばれ始めています。
内臓脂肪を減らすために脂肪肝を改善させよう
もしもあなたの内臓脂肪の数値が正常範囲を超えている場合は、脂肪肝の可能性も高まります。一度、脂肪肝を疑い必要な検査を受けてみましょう。また、内臓脂肪は有害な成分を発生させているため、内臓脂肪を減らす努力を続けることが大切です。
脂肪肝を改善することで内臓脂肪全体を早く減少させることができます。もしも脂肪肝だと診断されたら、安易に考えずに脂肪肝を改善させて、あなた自身の健康のために、1日でも早く内臓脂肪を減らせるよう心がけましょう。