ダイエットをしているのに、なかなか痩せないと悩んでいる人も多いはず。その場合は生活習慣の影響から、体の中から太りにくい体質になっている可能性が高いのです。
どうやったら痩せられるのか、ここでしっかりと確認していきましょう!
痩せられない体の原因を知ろう
ダイエットは脂肪を減少させること。そのためには運動などで体の代謝をあげて、脂肪を燃焼させる必要があります。
しかし、脂肪を分解してエネルギーを作り出す役割を担っているのは実は肝臓。
そのため、肝臓の機能が弱っていると代謝効率が悪くなり、痩せにくい体になってしまうわけです。
ダイエットをしようとしている人の多くは、肥満やお酒の飲みすぎ、糖分の摂りすぎといったケースが目立ちます。
これら生活習慣は肝臓の機能を弱らせ、肝臓自体に脂肪がついた脂肪肝の状態にしてしまうのです。
肝臓のダイエットをしよう
肝臓自体が肥満状態ということは、人間版フォアグラのようなもの。
この状態が続けば、さまざまな病気のリスクがともないダイエットどころの問題ではなくなってしまいます。
そのためまずは、健康的な肝臓を取り戻すことからはじめるようにしましょう。
ダイエットのための運動をしている人はそのまま続けて、食生活を見直していきます。
お酒、甘いもの、脂っこいものが好きな人は、それらを少しずつ減らす努力を。さらに栄養バランスを整えるために、野菜などもたくさん摂取しましょう。
最近はダイエットのためのヘルシーレシピも多数公開されていますし、市販の食品でもそれらに最適なものがたくさん売られています。
これらも有効活用しながら、おいしく無理のかからないように食生活を変えて肝臓のダイエットをしましょう。
運動もしていることで、食生活の改善効果は少しずつみられるようになるはず。急な減量はせずに、少しずつじっくりとダイエットに取り組むことが大切です。
一時的な食生活の変化はリバウンドの可能性大
ダイエットのために食生活を強引にかえると、今まで好きで食べていたものが急に食べられなくなり、ストレスがかかってしまいます。
そのためせっかくダイエットできたとしてもまたしばらくすれば好きなものを食べ始めてしまい、リバウンドを引き起こしてしまうのです。
好きなものを長くおいしく食べられるようにするためにも、一時的ではなく常にバランスの取れた食生活を心がけることが大事。
もちろん時には食べ過ぎたり、バランスが崩れたりしてしまうかもしれませんが、それを別の日で補うように摂取していけば、体も自然とその食生活にあうようになっていきます。
今はまだ無理でも、1カ月後、3カ月後の食生活が良くなっていればいいという考え方で、地道に食事制限を行ってみましょう。
いつもダイエットのことを考えている、という人に限って痩せにくい脂肪肝になっている可能性が。
自分の体をいたわるためにも、食生活を一度しっかりと見直してみましょう。