最近はさまざまなサプリメントが売られていますが、同じような効果が期待できるものでも種類が多すぎてどれが良いか悩んでしまうもの。
そんな方のために、ここでは肝機能改善に期待できる成分「スコルジニン」についてご紹介します。
スコルジニンって何?
スコルジニンとはニンニクに含まれる無臭の成分。強力な酸化還元作用があるため疲労回復効果が期待できます。
さらに新陳代謝を盛んにしてくれるため、強壮・強精作用も。新陳代謝か活発になると、食べ物がしっかりと消化吸収されるため、栄養分が体全体にいきわたるのです。
ニンニクパワーを毎日摂取で健康に!
ニンニクにはスコルジニン以外にも、糖質の分解を促すアリシンが含まれています。これは脂肪肝など、肝機能低下に悩む人には非常にありがたいもの。
それ以外にもニンニクには元気の源となる成分が多く含まれていると考えられており、一般的にも健康にいい食材のひとつとして知られています。
このことから、できるだけニンニクを日常的に多く摂取したいものですが、どの程度の量を食べれば望む効果が得られるのか、といったようなデータはないのが現状。
そのため近年はこのスコルジニンを配合したサプリメントが増えてきているのです。
サプリメントならニンニク特有のニオイを気にせずに摂取できるので、肝臓や健康を気にする人に注目が集まっています。
ニンニクとニンニク系サプリ、どちらがいいか
ニンニクはビタミンB6の含有量が全食品の中で非常に多い部類。
さらにビタミンB1を多く含む豚肉を、ニンニクと一緒に食べることでビタミンB1の吸収率がアップするといううれしい効果もあります。
一方でニンニクをベースとしているサプリメントの多くに、スコルジニンが配合されています。
ウコンや卵黄など、ニンニクと相性の良い食材の成分を配合させることで、より肝臓に良いとされるような栄養素を凝縮しています。
このように、ニンニクは普通に料理して摂取しても、サプリにして摂取してもスコルジニンなどの栄養素を多く摂取できる可能性があります。
本来ならば食材の状態で摂取する方が効果的と思われますが、近年ではサプリメントの効果や評価も無視できません。
そのため、できるだけ日頃の料理にニンニクをとりいれつつ、サプリメントで補うと肝機能改善も期待できるでしょう。
スコルジニンを積極的に摂取すると、今までとは体調が大きく変わる可能性も。
ニンニクやサプリの摂取を定期的に始めたら、そういった体調変化を日記などに書くなどしてぜひ違いを実感してみてくださいね。