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その他の働き

病院で検査

肝臓には代謝、解毒、胆汁の生成という三つの大きな働きがあります。

これだけでも肝臓の役割がかなり大きいことがわかりますが、これ以外にもいくつか肝臓には働きがあります。
そのうちの一つが体温調節です。

筋肉が動くことによって身体は温められるといわれていますが、寝ているときなど、筋肉を動かしていなくても体温はあがります。
それは、安静時の体温の50パーセント以上が肝臓で作られているからなのです。

例えばご飯を食べると、食べ物を消化するために肝臓が活発に動きます。
肝臓には血液がたくさん集まっているので、肝臓が動くことで温められた血液がどんどん全身に送られます。
このために、ご飯を食べた後は身体が温まるのです。

ダイエットをしている女性に冷え性が多いのは、食事制限などで食べ物を消化するための肝臓の動きが少なくなり、温かい血液を全身に送り届けられないからです。
これがいわゆる代謝が悪いという状態で、食事制限が効率的なダイエット法ではないことがわかると思います。
また、年を重ねると自然に臓器の働きも鈍くなってきます。

肝臓も例外ではなく、お年寄りが夏に汗をかかずに熱中症になってしまったりするのは、肝臓での体温調節ができていないことも理由の一つとされています。
肝臓には他に、造血機能という働きもあります。
人間の血液は、骨の中にある骨髄細胞でつくられます。

しかし、胎児はまだ骨髄細胞の働きが充分ではないため、血液が作り出せません。
そこで肝臓と脾臓が、代わりに血液をつくるのです。
出産後は骨髄細胞が正常に血液をつくることができるので、肝臓と脾臓の造血機能は失われます。
しかし大人になってから、骨髄線維症などの疾患で骨髄細胞が働かなくなり、血液がつくられない状態になることもあります。

そんなときには肝臓と脾臓の造血機能が復活し、骨髄細胞の代わりに血液を作り出してくれる髄外造血という働きが起こります。
しかし、これは本来成人の肝臓の働きではないため、髄外造血は肝臓や脾臓に負担がかかり、肥大してしまうことがあります。
これを肝脾腫大といい、悪化すると白血病や脾臓破裂に繋がってしまう、とても怖い症状です。

このように肝臓は、胆汁を生成して食べ物の消化を促しエネルギーに変える働き、有害な物質を解毒する働き、という重大な機能があるにもかかわらず、他の臓器が正常に働かなくなると、それを一時的に助ける機能もあります。
以上のことを知ると、肝臓を労わろうという気持ちにもなります。

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