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脂肪肝やNASHにかかわる酸化ストレスとは

沈黙の病魔

肝臓は「沈黙の臓器」とよくいわれる内臓です。
その名の通り、肝臓から起こる病気や肝臓そのものに病気が発生した場合、初期症状ではほとんど
自覚症状がありません。

しかし近年の研究によって、この「もの言わぬ臓器」がポツポツと自分自身について語り始めた(?)というのです。

肝臓から起こる症状として、近年注目を集めている「NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)」。
これが起こる要因は、今現在も明確にはわかっていませんが、ようやく「NASHが発生しやすい
体の状態」というものがわかってきたようです。

このNASHに大きく関わっているとされるのが「酸化ストレス」です。

酸化ストレスとは、活性酸素の量と、活性酸素を無毒化する体の仕組みが「アンバランスになった状態」のことをいいます。
酸化ストレスが多い方として、下記のような方があげられるようです。

  • 虚血症状がある
  • ストレスが多い
  • 喫煙歴がある
  • 紫外線を浴びる機会が多い
  • 過度な運動をしている
  • 先天的な遺伝子の疾患がある

上記のような状態では、活性酸素をつくる量が増えるということが言われています。
ただし活性酸素自身には問題はありません。
抗酸化作用で処理できないレベルで、活性酸素が多くつくられてしまうことに問題があるのです。

抗酸化作用が活性酸素を抑えきれないと、活性酸素がどんどん働きを強めていき、体のあちこちに悪い影響を及ぼしていきます。
活性酸素が抗酸化作用を大きく上回り、体の中で主要勢力になっている状態、これが
「酸化ストレス」です。

この酸化ストレスは、「脂肪肝」とも密接なつながりがあるようです。
脂肪肝というのは、肝臓に中性脂肪がたくさんたまってしまった状態のことを言います。
脂肪肝かどうかは正確には画像診断の所見が必要となるようですが、血液検査で肝機能検査に軽度の異常がみられる場合には疑ったほうがよいかもしれません。

この脂肪肝が原因で肝炎を起こしている状態、特にアルコールとは関係のない状態で起こしている肝炎のことを「NASH(ナッシュ)」と呼んでいます。
このNASHは他の肝障害と同様、初期段階での自覚症状に乏しいことがあり、健康診断や
人間ドックで初めてわかるという方が多い症状です。

NASH(ナッシュ)は、肝硬変や肝臓がんの予備軍と言われています。
NASHになることで、肝硬変や
肝臓がんのリスクが高まるからです。
現在、脂肪肝をもっているという方はNASHに進行しないように前もって食い止めること、また現在NASHにかかっているという方は進行を食い止めることが大切です。

NASHにかかっている方は、現在1000万人以上といわれています。
またNASHにかかっている方は糖尿病も併発しやすい状態にあり、糖尿病から起こる肝硬変や肝臓がんにNASHの関わりも指摘されているようです。

また脂肪肝は、生活習慣病ともかかわりがあり、肝臓だけに関わらずさまざまな病気の原因とも
なります。
血液中の脂質が多い状態が脂肪肝になる原因ですが、この高脂質血症を持っている方は狭心症や
心筋梗塞などの心臓病になるリスクも高いのです。

これら生活習慣病に、酸化ストレスは大きく関わっているようです。

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