先回は、お酒がもたらす肝臓への害について考えてみました。
今回は低リスクの安全な飲酒というものはあるのか。といった点を考えたいと思います。
世界保健機関の精神衛生薬物依存局は,低リスクの飲酒目安として以下のものを公表しています。
■ 一日当たりの標準量2杯分を超えない
(標準量1杯分とは,アルコールが10㌘含まれている量を指します。)
■ 1週間に少なくとも二日は飲まない日を設ける。
という目安を公表しています。
しかし、この低リスクの飲酒目安は低リスクと言っても、リスクが全く無いと言っているのではありません。
また、人によってアルコールの反応は異なりますので大人として、アルコールを用いることに分別を働かせていただけるよう
お願いいたします。
しかし、お酒も薬だと考えている方もいます。
確かにそうなる時もあります。
どんな時がそうなると言えるのでしょうか。
次回、詳しく考えて見ましょう。